ヴァージン・ブルース
素人粘土造形のコーナーがやってまいりました。一年以上ぶりです。
ユニコーン(一角獣)を作ろうと思います。なぜユニコーンかって?かっこいいから。ユニコーンは旧約聖書に出てくるようです。
こやつ荒々しく獰猛な生き物だが、処女の前ではしおらしくなるという助平な性格を持ち合わせています。万が一処女だと偽ると、すぐに見破ってブチギレて手に負えなくなる完全なる狂人です。諸君もこのような完全なる狂人のことを頭に思い浮かべて、虚言をする際には十分気をつけていただきたいものです。
ノアの方舟の話では、大洪水の際にユニコーンが暴れん坊だったからノアが見棄てた話、俺はそんなもん使わずに泳いで生き延びてみせると大言壮語をしたユニコーンはあっけなく溺れ死んだという偏屈者の悲しい末路エピソードがあるようです。詳細はWikipediaをご覧ください。
―獅子の口から我が身を救いたまえ、一角獣の角から弱き我が身を護りたまえ--『詩篇』第21(22)章第22(21)節―
軸の製作まではおっ…こりゃイケてるんじゃねえのと調子に乗りたくなるものですが、粘土付けの段階になってあれ何か違うと…違和感の連続です。
どうも脚の骨格が不自然になってしまいましたが粘土をつけた後では修正が効きません。
ええい、この…とやってるうちにこちらが完成形です。まだまだ練習あるのみ、カイノミ。 fin.