読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

山に 

兵庫県のとある里山に登った。20人ぐらいの団体での登山。神社の鳥居を抜けると、岩山のルートが大半を占め、急な斜面を登っていった。バランスを崩せばどこまでも転がり落ちていきそうだった。足を踏み外せば待っている道は、現実という終わりの見えない地獄行きか魂不滅の夢にみた天国行きか、はたまた南無阿弥陀仏の極楽浄土行きか。臆病風に吹かれながらも何とか前列に着いていった。足を踏み外すことも滑らすこともなく、山道を進んでいった。どうやら続いている道はたしかに現実だった。