生活はお洒落じゃない

 

 

 先日、誕生日を祝うLINEが来てまた無駄に齢を重ねたのだと思った。自分でも感慨がまるでないのだと自覚した。結婚だとかなんだと謂われる歳かもしれないが世間の人ほど年齢というものに一喜一憂するタイプではない。年齢はあくまで物事の指標でしかないと考えるからだ。近頃は書き物をしたい欲求が沸々と湧いてきて小説などを書いてみようとするが一向に筆が進まず残念ながら能がないと思われて何だかもやもやしている。考えが纏まらない。疲れ易いから鈍った体を鍛えるべくジムに通おうと思ってはいるもののなかなか行けていない。登山にも全然いけてないからいきたいが、週末に気力が残っていない。無気力で早く老けていくのだろうと思うと己の先が思いやられる。怠惰な生活から抜け出したい。いや、怠惰な生活とは…?生の実感がない。生の倦怠である。しかし、生と死の狭間に身を置かないと真の意味での生の実感とは湧き上がらないものではなかろうか。 

ヘビーな女 

 

 マスターボックス社、ギリシア神話シリーズ第3弾、今回はメディウサを製作。メディウサの生々しい生首の絵画が印象的である。

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 ゴルゴーン三姉妹の一人であり、自らの美貌あるいは海神ポセイドンとの不倫が基で恨みを買われ、頭には無数の蛇の生えた怪物に変えられてしまい、英雄ペルセウスに首を切り落とされた後は、生首を利用されてしまう何ともヘビーな女だぜ。その瞳を見たものを石化させてしまう力があった為、怪物退治に有効活用されたというわけだ。ただ先住民の神話では女神の一人として認識されていたそうな。神話上の登場人物が別の神話では昇格されたり降格されたりまあよくある話である。

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 肌を青白さを通り越した青に、アバターデスラー総統もしくはピラフ大王っぽく青い肌に。

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 要所要所にある蛇の鱗にはシルバーをドライブラシで。右手を哀しげに小さく振り上げたポーズは何だろう。ほな、さいなら、永久に(目が合った相手は石化する)という意味かしらん。
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では、また。

 

 

YAGI!YAGI!


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 はい、というわけでね。このクソ暑いなかマスターボックス製、古代ギリシア神話シリーズのサテュロスを製作。サテュロスギリシア神話に出てくる半人半獣の精霊、“自然の豊穣の化身・欲情の塊”、どうやら“小心者の助平野郎”らしいのだ。

 同神話内における農耕神サトゥルヌスとは名前が似ていてややこしい↓サテュロスが食らうのは我が子ではない、美少年や女の方だ。

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 ↓パッケージ画像。山羊の角と下半身を持つタイプのサテュロス。腹に矢を受けて発狂しているようだ、そりゃ実際腹に矢を受けたらすやすや寝ているわけにもいくまい。

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 惚れ惚れする程の緻密に造り込まれたディテール。
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 いつもながらスマホで撮るがやはり細かい部分まで綺麗に撮れないのが無念。これが限界のようだ。

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 脚一本で支えている不安定さから小石を接着して固定することにした。

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 ケンタウレと並べてみるとやはりケンタウレの矢を受けたサテュロスって設定なのかしら。
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 では、また。

 

馬刺しを食べたい 


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 マスターボックス作った。古代ギリシア神話シリーズ、ケンタウロス。女版なのでケンタウレか。

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 パッケージはエキゾチックな黒髪の凛々しい女性だけど私はパツキンのチャンネーで決まり。ロードオブザリングのエルフみたいなイメージ。耳の先端が尖ったエルフ耳だし。弓矢の弦はパーツにないので適当に糸で代用。

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久々に馬刺しを食べたいな。

でわでわ。

夜明け 

 

 この草臥れた 臆病な 息を潜めた魂を 今宵は何処に匿おう 彷徨う魂は 安寧の地を探し続け 人知れずしじまは去りゆき 跡に残るは 白々しく照らされた 無機質な部屋と蘇生した記憶の断片だけが ただ陽炎のように揺らめいている   

 

私は球体になりたい

 

 私は完全なる調和の取れた球体になりたい。いや、なんでもない。

 SWビークルコレクション二品製作。一品目はデススターⅡ。

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球体の構造上仕方ないのか、なかなか大きめの合わせ目が気になるところであり、それを消すのに難儀した。あまり綺麗に消せたとは思えないが妥協。内部の細密なディティールには思わず感嘆のため息がでる。

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 二品目はAT-ST ×2。

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 スノースピーダーも付いてくるけどここではお引き取り願う。お馴染みの映画内シーンを再現して掌サイズのミニチュアジオラマに仕立て上げてみた。青みがかった新参と錆付いた古参という対比で風合いの違いを醸し出した。大木には猫のかじり棒を使用。猫は飼ってないけどね。このAT-STは思った以上に小さくて脚貧弱で自立しにくくほんとうに可愛らしい。一杯欲しい。 

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チャオ。

 

Tengu

福崎町妖怪模型シリーズ第二弾、今回は天狗。

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 亀仙人を彷彿とさせるその筋骨隆々に鍛え上げられた老体には堕天使のように黒々と鈍い輝きを放つ大きな翼を宿している。右手には武将さながらの立派な矛を持ち、左手に持っている円盤のようなもの、これいかに…どら焼きらしいのだ。なぜ、どら焼きかというと、もちむぎどら焼きという福崎町特産品から来ているようだ。

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ドラえもんに負けじとどら焼きが好物という設定を推して地元の特産品を宣伝してくるとはなんとも策士な天狗ではないか。

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 天狗という字は古来中国では『流星』を意味したようで日本に流入して平安以後は妖怪として認識されたそうな。wikiより。

塗装はパッケージをそのまま模した、良い感じだったので。組立はパーツの合いに難があるのでパテ補修を要した。ミニジオラマのテーマは『夏の草原に降り立った一羽の老天狗』といったところ

でわでわ。