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建築モデルシリーズ、第3弾。フジミ模型の『日光東照宮 陽明門』を製作。えーと…これは、かなり手間がかかるプラモデルですね、はい。今年の四月半ばに注文して届いてから空いた時間に不器用なりにチマチマ作業していたが、やっと一応完成したのが今時分ってわけ。超超超遅いよね。ノロマにも程がありますが作業再開するのは気分次第であります。何に時間がかかるってズバリ塗装ですわな。製作時間の八割方、塗装って感じですな。日光東照宮行ったことないんですが、陽明門ってこんなに緻密で芸術的な装飾の施された門だったんだと思い知らされました。たかが門、されど物凄い意匠が凝らされた門であります。家康公を東照大権現(神)として祀った霊廟である事は言うも更なりでありまして、陽明門の正面の勅額にも『東照大権現』ってなんとなく描いてありますね。

製作行程を載せます。

はい、これを描いていきます。硬貨の紋様よりも幾分細かいような気が致します。

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始めから金メッキ塗装してあるのでメッキを落としてから塗装に入ります。

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一気に飛びますが。描かれているのは牡丹。塗装の手引きなるものがカラー写真で付録されていますが、現在の実物とは少し違うようです。過去のモデルだったのかもしれません。

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非常に細かくて筆を入れていくのが難しい。

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様になってきました。

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こちらからが完成形に御座います。

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ナルシシズムっぽく色んな角度から撮って陶酔してみたくなるのです。悲しいかな、画像は少し荒いけれども。


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彫刻や絵画、その造形美に感嘆を禁じ得ません。
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一日中見ていても飽きが来ないことから「日暮御門」と称されるその絢爛豪華な門の佇まいは活気のあった桃山期の名残を感じさせており、家康公の天下ともに織豊政権の栄華と隆盛をも民によって想い浮かばれたことでありましょうな。いやはや天晴れ。また今度!

 

 

 

 

 

 

『夢現』

「私、おかしな夢を見ましたわ。」

と、言った葉子は静まり返った暗闇のなか、ベッドの上で徐に裸体の身を起こした。

「夢…?一体どんな夢を見たっていうんだい。」

と横から覗き込むようにして倉谷が不思議そうに聞き返した。カーテンの隙間からは月明かりが仄かに部屋を照らしていた。窓の方を見つめる葉子の後ろ姿は暗くて判然としない。だが、葉子はどこか儚げな印象を描くように華奢で柔和な形状の体つきであり、艶やかな長髪の滴りかかったその前方には調和のとれた小じんまりとした乳房が保たれてあり、すらりとした脚には月明かりと相まった美しい肌の白さが如実に表れていた。 

「私が死んだ後の世界ですわ。」

 葉子はそう答えると、一旦踏みとどまり、気を持ち直してまた歩みを進めるかのように長々と語り出した。

「死んだ後、私は川の畔に立っていて川岸の向こうには人影が見えましたの、現れたその人は…、今となっては懐かしい人でして……あれが三途の川かしら。橋が掛かっていて普通は渡るんでしょうけど。でも、私、川の流れてくる先がどこに繋がってるのか途端に気になり出して、手招いていたその人には申し訳ないけど無視して川沿いを歩いていきました。沢山の草花が生い茂っていて河原には小石が積み上げられていたのをよく見かけましたわ。いつの間にか辺りは仄暗く深い森に囲まれていて、たしか…何かに導かれて夢中で歩き続けていたかしら…。やがて、さざ波の音が聞こえてきて右手には何艘か渡し船が見えました。あらゆる事物を包み込んでしまいそうな黄昏の空と白波の立った荒れた海、陸では何かを囲んで群衆の列が果てしなく続いていましたわ。本当に私、驚きましたの。怪しく思いながらも並んでみることにしたけれど、あることに気付きました。一つ前で並んでる人の容姿が私と瓜二つなんですもの。どうやら誕生してから死ぬまでの“私”が並んでいる様でした。他の人も同じではないかしら。霊魂になった私って一体いつの時代の“私”をいうのでしょう。列の真ん中には大きな白い椅子とそこに座っている一人の人物が見えました。一目見てなにか…神聖で…侵すことのできない存在なのかもしれないと思いましたの。あの光景が異国で信じられている最期の審判というものかしら…。異国の信仰について詳しいことは私、存じませんわ。でも、生まれてから死ぬまでの年齢の“私”がその列に加わっているんですもの。その審判を受けるまでの間のことを思うと私、気が遠くなるような心地がして、そこから逃げ出したんです。走っている間、なにか背徳のような心が芽生えましたわ。そして何者かに追われているような気にもなって…、私、来た道を必死に引き返しました。すると、そこで目が覚めましたの。」

 葉子はここまで語った後、ベッドに横たわり再び眠りに着いたのである。朝、目覚めると倉谷の傍らに眠っていた筈の葉子の姿はなかった。倉谷は暫くぼんやりと佇んだままだった。それまで滞っていた血流が再び活動し体内を巡り巡ってゆくように彼が正気を取り戻すまでには多少の時間を要した。彼女を喪ってから一年が経過していた。窓越しに外を眺めると、紺碧の空は高く位置し遠くまで澄み渡っていた。風が微かに吹きつけて揺れ動いた白樫の若葉が一枚舞い落ちてゆく光景が倉谷の瞳に何処となく鈍重に映り込み鮮烈な印象を与えた。時の流れが恰もその須臾の為に遅れていたかのように。数日前までさんざめいていたほどの蝉時雨はいつしか陰を潜め、物淋しげな蜩の鳴き声が控えめに響き渡り、倉谷の哀愁を誘いつつも初秋の訪れを告げていた。 

 

 

 

 

 

ミニチュアSW

 バンダイ製のSWビークルシリーズ製作。これは掌サイズのミニチュアなプラモシリーズ。

 第一弾、墜落しているスターデストロイヤー。惑星ジャクーのシーン、ep7。
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肝心のスターデストロイヤーさんは殆ど砂漠の波に埋もれていて味気ないので、ちょこんと添える申し訳程度の草花を。適当にとの粉を盛り付けたけど砂漠って何でやったらいいんだろ…。あんまりこのシーンのジオラマやってるブログを見かけないんだよ、私ぐらいか?
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第二弾、ミレニアムファルコン。掌サイズでこの緻密な造形には本当に感嘆を禁じ得ないね。墨入れとウォッシングで本当に活き活きしてくるんだよ。

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 第三弾、AT-M6(全地形対応メガキャリバー6)。新惑星クレイト、ep8。

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 背中に乗せている米俵みたいなのはメガキャリバー6キャノン。ゴリラをイメージしているらしい。前足が確かにゴリラっぽいかも。一面真っ白な地表から噴き出す赤々の粉塵と煙のシーンは印象深かったけど、あれはボリビアのウユニ塩湖で撮影が行われたらしい。今は結構有名だろうし、納得。100均の綿を着色したもので再現。

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でわでわ。


 

ロボット兵、再び…… 

 

『凄まじい破壊力を持ったロボットの兵隊だよ』『この体が金属なのか、粘土なのか、それすら我々の科学力ではわからないのだ』

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 ムスカの台詞にある言葉を頼りにファインモールドのロボット兵を製作。キットは多少それっぽいモールドがあるがもう少し鋳造表現みたくしようとベッタベッタと荒々しくパテ塗りをしてから塗装開始。下地にはガンメタルで塗装。上からカッパーや茶系色でドライブラシ。後はああでもないこうでないと試行錯誤で色を足していって完成。

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 昔一度作った事があったのだが(画像なし)、もう一度作りたくなるぐらいラピュタのロボット兵はかっこいいということなんだね。やはり手足の間接がはめ込み難くくて昔もこれに苦戦していたことを思い出させてくれた。

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 腕に生えた爬虫類のような棘、虫のように規則的に動き出す四肢の間接、それでもシンプルさを失わない人型の形状を保った古代兵器。ウ~ム。 

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チャオ。

凡人の凡人による凡人のための凡作 

ども。

タミヤM4シャーマン初期型、製作。 

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 M4中戦車はWW2時に開発されたアメリカ軍の主力戦車である。通称シャーマン、南北戦争時に活躍した軍人、ウィリアム・シャーマンという人物の名から由来しているらしい。祈祷師とは関係ないのだよ。派生型は多岐に渡っており、“偉大なる凡作”といわれている。大作とまではいかないんだね。ティーガーパンターを始めとする強者、独軍戦車相手には数で物をいわすしかなかった。

 ブラピ主演映画『フューリー』でモデルとされたシャーマン戦車はM4A3型らしい。格好よろしいね。

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それじゃ、アディオス。

駆けよ、不動の虎よ

やや久方振りに更新。ブログ更新していない間もしこしことプラモ製作に勤しんでいたのだ。といっても作っては放置、塗装しては放置していたのでなかなか仕上がらずにいた。今回はWW2時のドイツ軍重戦車、Ⅵ号戦車ティガーⅡ タミヤ製を製作。

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ティガーⅡはWW2当時、砲撃威力や装甲防御力ともに最高レベルで最強の戦車といえる存在であったが、燃費や機動性の悪さ、故障なども多かったようである。敵が来たら撃つ、重量級の不動の虎である。荒々しく大地を駆け抜くような虎ではない。

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ティガーが虎なら、T-34はデカめの犬ぐらいの大きさだろうか。

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油絵を模型に初めて使って見た。もう最後は「ええい、泥で汚してしまえ」という心持ちになって何だか汚くなってしまったけど。
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でわでわ。